鹿児島市の歯医者 さとう歯科医院の院長 佐藤裕幸です。
いつも当院のコラムをお読みいただき、ありがとうございます。
さて、今回は、前回からの関連した内容となります。
噛み合わせのズレと顎関節の関係について(2)
です。
今回は、『下顎の後方へのズレ』についてお話しさせていただきます。
毎日の臨床でたくさんの患者さんのお口の中を診させていただいていますが
非常に高い頻度で目にするのが、このような患者さんです。
『下顎が後方に下がっている』
では、どのようにして下顎が後方へ下がっていくのか?
もちろん、ご本人は気づかないうちにということがほとんどですが
噛みしめや食いしばりがある方は
日常のほとんどの時間を、気づかないうちに噛み締めています。
すると、だんだん下の奥歯が下に沈んでいきます。
(骨の中に入っていくような状態です。)
奥歯が噛まなくなると気持ちが悪いので
本来の噛み合う位置ではないのですが
少しずつアゴを後方へ引いた位置で噛むようになります。
下顎が後方へ下がっていくにつれて
前歯はだんだん深く噛み込むようになります。
下の前歯が上の前歯の根元に近い所を噛むようになり、
上下の前歯の重なりが深くなっていきます。
お口の中は、このような変化が見られますが、
肝心の顎関節はどうなのかというと・・・
顎関節(関節頭)も、もちろん後方へ押されています。
ただ関節頭(関節の頭の骨)の収まる場所を関節窩と言いますが、
関節窩の中で、後方にはあまり余裕がありません。
後方へは動けるとしても1mm程度です。
それ以上後方へ移動し、その位置が常時ということになると
関節周りにかなりのストレスがかかります。
また、顎関節の後方には頸動脈が通っています。
頸動脈からの枝分かれで脳の方へ向かう血管が密集している場所です。
後方へ移動した下顎が、それらの血管を圧迫することにもなり
これは脳への血流を抑制し、偏頭痛の原因になることも多々あります。
偏頭痛が、歯並びや噛み合わせのズレに伴う下顎の位置の異常による
脳への血流低下から起こるというケースが、非常に多く見られます。
さらに、下顎が後方に位置していると
日頃からかなり無理な力が働いていますから
首や肩などにコリや痛みを伴っていることもよくあります。
そして、下顎が引っ込んでいるにも関わらず
上下の前歯の切端(先端)には、咬耗が見られます
普段の噛み合わせる位置なら絶対に接触するはずのない
上下の前歯の切端が歯軋りですり減るということは
後退させられている下顎が、顎関節が前に行きたいと感じている
身体は正直にその状態を感じ取っているということです。
ただ、このような下顎の後退しているケースにおいて
ワイヤー矯正で下顎の位置を正常に戻すというのは非常に難しい
インビザライン矯正であれば、
マウスピースが常時はまっていることによって
天然歯同士の接触がほとんどありませんから
下顎の位置を元の位置へ(前方へ)と戻すことが可能です。
このように、ただ見た目を綺麗に並べるだけの矯正は
もうすでに時代遅れなのかもしれません。
歯並びや噛み合わせ、下顎の位置まで考慮した矯正治療
これによって、全身の歪みまで改善することができるケースは
多々あると感じています。
歯並び
偏頭痛
いびき
食いしばり
歯ぎしり
アゴの歪み
顎関節症
肩こり
フェイスラインのたるみ
顔の歪み
ほうれい線
口周り(アゴ先の)のニキビ
エラ張り
慢性的鼻づまり
これらの症状は
少なからず下顎の位置のズレが関係していると言われています
このような症状が気になったり
このような症状に悩まされている
という方は、一度、当院の矯正無料相談を受けてみられてはいかがでしょうか
当院では、歯並びや噛み合わせのズレについての無料相談を
随時、承っております。
30分〜45分ほどで現在のお口の中の問題点をお伝えできます。
上記の症状が気になる方は、どうぞご相談下さい。