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セラミックにすると何が良いのですか? #56

2024年6月21日

こんにちは。
鹿児島市皇徳寺台にあるさとう歯科医院の院長 佐藤裕幸です。
いつも当院のコラムをご覧いただき、ありがとうございます。

本日のコラムは・・・

セラミックにすると何が良いのですか?

というタイトルでお話ししていこうと思います。

 

皆さん、セラミックについてはある程度ご存知だと思います。

歯科治療の修復処置(一部分を詰める治療)や
補綴治療(被せ物を被せる、または差し歯と言われる)に使われる
保険外の材料になります。

一般的には『セラミック』と言っていますが、
実は、いくつかの異なる材質のものがあります。

では、どんな材質のものがあるのかご説明していきます。

 

(1)メタルボンド

かなり古くからあるセラミックです。メタルという言葉が入っている通り
自分の歯に、まず金属で被せる部分を作り、その表面にセラミックを
焼き付けた冠のことです。
1950年代から脆くて割れやすかったセラミックに金属の裏打ちをすることで
割れにくくなり、臨床において普及するようになりました。
金属焼付ポーセレンとも呼ばれます。

(2)オールセラミックス

セラミック単体では、固いものの脆くて割れやすかったセラミックに
脆さを改善し割れにくくなったセラミックが登場しました。
これにより金属で裏打ちする必要がなくなったため、
審美性が格段に向上しました。
が、連結したブリッジなどには使用できない場合があるのが欠点でした。

(3)e-Max(イーマックス)

オールセラミックスの登場した後、さらにガラス系の素材で
二ケイ酸リチウムを使用して作られています。
天然歯を傷つける心配がなく、セラミック自体が擦り減ることも
ほとんどありません。
また、透明性が高いために、元の歯が黄色っぽい場合は
セラミックを被せた後も黄ばんで見えるというのが欠点でもあります。
ただし、審美性や耐久性については、技工士の力量に左右される点が
あることが一つの欠点でもあります。

(4)ジルコニアセラミックス

ジルコニアは、人工ダイヤモンドと呼ばれ、高い耐久性と強度を誇る
素材です。強度が高いため、食いしばりによる影響が強い奥歯にも
使用できます。破損しにくい材質のため、スポーツなどにより歯への
強い衝撃がある人も使用できます。
着色もつきにくく、経年劣化も少ないので、きちんとメンテナンスを
すれば、長く使用することができます。

これら全てのセラミックに共通しているのは

プラーク(歯垢)が非常につきにくい

ということです。
(但し、メタルボンドの場合は、金属の部分にはプラークが付きやすい)

色も自然で、綺麗、変色や擦り減りもほとんどない
そして、何より『プラークがつきにくい』ためむし歯や歯周病になりにくい
という圧倒的なメリットがあります。

当院でも多くの患者さんがセラミック治療を受けられています。
(最近、当院では、ほとんどがジルコニアセラミックスです)

自分の歯の周りには、プラークがべっとり残っているのに
セラミックの周りにはほとんど付いていない
だから、むし歯にもなりにくく、歯周病も進行しづらい

 

セラミックにすると何が良いのか?と訊かれると・・・

まず、第一には『見た目がキレイ』ということです。

セラミックの表面は、素材によるツヤツヤ、キラキラしています。
色も周りのご自身の天然歯の色に合わせてオーダーメイドで作製しますので
どの歯が天然歯で、どの歯が作り物なのか見分けがつかないくらい
綺麗なものが出来上がります。

第二には、先ほども書きましたが『プラークが付着しづらい』ということです

歯の治療を行うとは、むし歯の部分を削り取り、その部分に何某かの材料を
詰めるか、被せるかを行います。
が、これは治療で元通りにしているわけではありません。

例えば、台風の時に屋根を持って行かれた時、今の屋根と全く同じ材料を
使って復元すること。これが本来の『治療』だということになります。

ところが、現実的には、穴の空いた歯のところに、天然の歯とは違う材料で
詰めたり、被せたりします。
つまり、『治療』ではなく『修繕』をしているだけのことなのです。
だから、保険の治療を行なったからと言って安心してはいけません。

注意すべきは、セラミックとご自身の歯の境目の所に
幾らかの隙間があることです。
この隙間に残ったプラーク中の細菌によって
むし歯や歯周病の再発が起こってしまうのです

そうは言っても、保険の治療の材質に比べると
圧倒的にプラークの付着が少なく、長持ちします。

第三は、『長持ちする』です

プラークがつきにくく、しかも、表面はツルツル、ツヤツヤしています
元々べっとりプラークが付くことがほとんどありません。
だから必然的に、再治療になることも非常に少なく、結果、
保険の治療に比べると圧倒的に長く持ちます。

 

これらの理由から、セラミックを選択することで
ご自身の大切な歯を守ることになるのです!!

 

さあ、皆さんもセラミックを入れて、思いっきり笑ってみませんか?

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