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保険が効く材質と自費の材質の違いとは何ですか?#19

2021年12月18日

こんにちは。
鹿児島市皇徳寺台の歯医者 佐藤歯科医院の院長 佐藤裕幸です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

さて、本日のテーマは・・・

保険が効く材質と自費の材質の違いは何ですか?

というテーマです。

皆さんも、今までに歯医者に治療に行って
自費治療に関する説明を受けたことがあると思います。

まず、日本の保険診療にはルールがあって
行って良い治療法や使用する材料・材質が細かく決められていて
それ以外の治療法や材料は使ってはいけないことになっています。

自費治療の場合、治療期間や治療法、使用する材料・材質には
一切制限がありません。
(もちろん、原則としては、厚労省の認可を受けた材料のみ使用可能ですが
一部の材料については、海外で認可を受けてはいるが、国内認可は受けていない
というような材料でも、患者さんの了解が得られれば使用可能です。)

特に、歯科の場合は、良い治療はほぼ保険外(自費)となります。

本日は、審美歯科に関わる材質についてお話しさせていただきますね。

皆さんもご存知の『セラミック』という材質は、自費の材料となります。

保険診療の場合、前歯だと『レジン前装冠』
奥歯だと『FMC』と『CAD/CAM冠』というのが使用可能です。

『レジン前装冠』とは、

銀歯に白いプラスティック(レジンという樹脂です)を
貼り付けたような冠になります。
特徴としては、保険で使う銀(金銀パラジウム合金)の特徴でもありますが
表面にプラークが付着しやすく、腐食しやすい、結果、むし歯になりやすい。
また、レジンというプラスティックは強度が弱く、
割れたり、欠けたりしやすいだけでなく、磨耗しやすく、変色しやすい
というのが特徴です。

『FMC』とは、

いわゆる銀歯です。
上にも書いたように、表面にプラークが非常に付着しやすく、取れにくい
そして、プラークの出す酸によって腐食しやすく、
二次カリエス(治療した歯が、詰め物や被せ物の縁から再度むし歯になること)
を起こしやすい。つまり、歯を失いやすい材質です。
欠けたり、割れたりということは滅多にありませんので、
強度としてはかなり強いと言えます。(ただし、噛み合わせがズレている場合
などは、短期間で折れたり、外れたりということはあります。)

『CAD/CAM冠』とは、

ここ数年出てきた最新の材料です。
材質としてはプラスティックですが、技工士さんが作るのではなく
型取りした模型をコンピューターで読み取り(CAD)
工業的に作られたプラスティックのブロックを
コンピューターで成形する(CAM)というものです。
小臼歯には全て適用されますが、
大臼歯の場合はできる場合とできない場合があります。
銀歯と比べると、もちろん強度は落ちます。
銀歯に比べると白いので、見た目的には良いです。
ただし、セラミックと違って変色するので長続きはしません。
また、プラークが付きやすい表面性状ですので、
むし歯や歯周病になるリスクはかなり高いのが欠点です。

それでは、保険外(自費)の材質はどうでしょうか

今、主流となっているのは、セラミックの中でも
『ジルコニア』と呼ばれるものです。

『ジルコニア』とは・・・

従来の技工士さんがペーストを重ね焼きをしていたセラミックから
工業的に作製されたジルコニアのブロックをコンピューターで削り出し
それを電気炉で1000度以上で焼くことにより完成します。

材質的には、非常に優れています!!

まず、表面性状が良く、天然歯に近い光沢や透明度があります。
プラークが非常につきにくく、きれいな状態を維持しやすいです。
もちろん見た目的には、非常に美しく、自然な感じに仕上がります。
天然歯と区別がつかないくらい綺麗です。
また、変色や擦り減りがほとんど起こりませんから、
綺麗な色や形態を長期間保つことができます。

このように材質的にも、非常に優れているのですが、
技工士さんが作製する工程も全く違います。

保険の歯の製作工程が4〜6工程なのに対して
自費の歯になると、その倍ほどの工程となり
技工士さんが丁寧に作り上げます。

材質の違いもありますが、
これだけ念を入れて技工士さんが作製しているというのが
金額が高くなる理由なのです。

自分の歯を少しでも長く、多く残したいと思えば
一度治療した歯の再治療をできる限り少なくすることです。
それに適しているのが『セラミック』ということになります。

自分の歯を大切にしたい方、
見た目を綺麗に保ちたい方は
絶対に保険の材質ではなく、自費の材料を使うことをお勧めします。

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