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インビザラインの矯正方法ってどんなもの?(3)#38

2023年5月1日

鹿児島市の歯医者 さとう歯科医院の院長 佐藤裕幸です。
いつも当院のコラムをお読みいただき、ありがとうございます。

さて、今回も前回までの続きを書きますね。

インビザラインの矯正方法ってどんなもの?(その3)

と題して、さらに特徴を解説していきます

(8)矯正終了後もマウスピースを着用して、歯並びの維持ができる

矯正治療が終わると、歯並びは綺麗に治っています

ここで要注意なのが、治療後です。

矯正によって動かした歯は、元の位置に戻ろうとする傾向があります。
綺麗な歯並びになったからと言って、すぐに装置を外してしまうと
ガタガタにズレてくることがよくあります。

そこで必要となるのが『保定』と言われる工程です。

矯正で正しい歯並びになったら
その位置で固定しておく期間が必要となります。
大体『保定』の期間の目安は、矯正で歯を動かしていた期間と同じくらいです

矯正が2年かかったのであれば、『保定』も2年間
矯正に3年かかったのであれば、『保定』は3年間
という具合に、矯正治療後は必ず固定期間が必要です。

ワイヤー矯正の場合は、専用の保定装置を別に作製して
それを口腔内にはめるようにして固定をします。

が、インビザラインの場合は、治療終了後も
終了時の歯並びと同じマウスピースを作っておけば
これを『保定』用の装置として使うことができます。
一石二鳥です。

しかも、使用時間は、矯正期間中の22時間よりも短くなりますから
装置の仕様としては非常に楽です。

せっかく綺麗になった歯並びですから
できることならそのままを長く維持したい
特に当院のインビザライン矯正では、歯並びだけでなく
正しいアゴの位置まで考慮して診断を行なっていますので
なるべくその位置から狂わないようにしたい

特に、噛み締めや食いしばりの癖のある方は
できるだけ長くマウスピースを保定装置として使っていただくと
臼歯部の圧下による後戻りを防ぐことにつながりますから
ひいては、ご自身の歯を長持ちさせることにもつながります。

(9)歯科医院で定期的にマウスピースのフィッティングや矯正の進捗をチェックできる

インビザライン矯正の場合は
ワイヤー矯正のように毎月来院する必要がありません

当院では、動的治療期間中の患者さんの場合は、3ヶ月に1回程度

動的治療が終了して、固定に入っている患者さんの場合は
6ヶ月に1回程度、チェックを行っています。

最初に診断して立てた治療計画通りに歯が動いているか
コンピュータの画面上で確認することができます。

これはワイヤー矯正ではできないことです。
なぜなら、インビザラインの場合は、診断して最初のマウスピースを作った時点で
どんな歯並びに治るというゴール設定がきちんとされているからです。
ワイヤー矯正の場合、おおよそのゴールのイメージは
主治医の先生の方にはあるかもしれませんが、
患者さんは全くわかっていませんし、見ることもできません。

インビザラインでは、最初でゴールが見えているのです。
患者さんにも、担当医にも、担当のスタッフにも。
これもインビザラインの大きなメリットの一つでもあります。

ところが、コンピュータで作成した診断通りに動かない場合もあります。
理由は、年齢的に骨が硬くなっていると想定通りに動かなかったり
八重歯などで歯列から大きくズレている歯の場合
予定通りの動きをしないことがよくあります。

そのあたりを定期的に来院していただいて確認をすることが必要です
マウスピースのフィットが悪くなっている場合は
そのまま続けて使っていてもフィットしていない歯はそれ以上動きませんので
時間の無駄にもなりかねません。

マウスピースの装着時間の22時間を守れている方は
だいたいピタッとフィットしていることが多いです。
装着時間が守れていない方は、ズレが出てきたり
アンフィットが起こったりしていることが多く見られます。

インビザラインの欠点でもありますが、
患者さんがきちんとドクターの指示通り使ってもらえているかどうか
それによって、治療の精度も変わってくることがあります

(10)矯正前に詳しいカウンセリングが受けられ、自分に合った矯正方法が選べる

これについては、ワイヤー矯正で、
詳しいカウンセリングを受けることは可能だと思います。
そのクリニックが、そういう対応をしていればということですが・・・

当院では、iTeroによるスキャンをさせていただけば
急げば5〜10分ほどで、そこそこのシミュレーションは見ていただけます。
詳しい診断となると、治療費がかかってしまいますが
無料相談の範囲でも、大体どのような歯並びがゴールとなるのか
また、インビザラインで可能なケースなのか
おおよその治療期間はどのくらいか、
治療費はいくらかかるか、などなど
ご説明させていただいております。

それを聞いていただいた上で、
インビザラインによるマウスピース矯正にするのか
ワイヤー矯正にするのか
を検討、選択していただけばよろしいかと考えております。

今まで10個の特徴を3回にわたって書いてきましたが
これらを読んでいただいてお分かりのように
患者さんにとっては、非常にメリットの多いのが
インビザラインによるマウスピース矯正です。

この精度で歯が動くマウスピース矯正は他にはない
と私は判断しておりますので
当院では自信を持ってインビザライン矯正をオススメします。

もちろん、中にはできないケースもありますので
無料相談のご予約をお取りいただき、
実際に拝見させていただくのが間違いないと思います

皆さんの歯並び、噛み合わせを正しいものにすることで
見た目が美しいことはもちろんですが
本来の歯の機能、アゴの機能が正しくなることで
歯を長持ちさせることが可能となります。

歯並びや噛み合わせに少しでも気になることがある方は
無料相談のお電話、お待ちしております。
無料相談受付 099ー264ー3718

 

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