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インビザラインで治療が難しいケースについて #41

2023年5月22日

こんにちは。

鹿児島市皇徳寺台の歯医者 さとう歯科医院の院長 佐藤裕幸です。
いつも当院のコラムをご覧いただき、ありがとうございます。

さて、本日のテーマは・・・

インビザラインで治療が難しいケースについて

です。

インビザラインは、皆さんご存知の通り
透明のマウスピースを使って歯を動かしていく最新の矯正治療法です。

しかし、インビザラインも万能ではありませんので
インビザラインでは治せないケースもいくつかありますので
本日は、その辺りのご説明をさせていただきます。

(1)患者さんがマウスピースをきちんと使用してくれない

これは、根本的な問題ですが、患者さんが取り外しできるというのが
インビザラインのメリットでもあり、デメリットでもあるのです。
患者さんは、原則22時間マウスピースをつけていただきます。
が、これを守らず、使用時間が短くなると、歯が動きません。

きちんと担当医の指示通りに、装着時間を守れない方については
歯が予定通りに動きません。

ということで、当院の指示通りに装着や手入れをしていただけない場合は
正しい歯並びや噛み合わせにしていくことはできません。

(2)重度の歯列不正

インビザラインは軽度から中等度の歯列不正に対して効果的であり、
重度の歯列不正には向いていないと一般的には言われています。

歯の大きな移動や歯列の大規模な修正が必要な場合には、
従来のワイヤーなどによる矯正治療法が必要となることがあります。

一般的には、このように言われていますが、
当院の診断担当のレッドダイヤモンドプロバイダの伊藤剛秀先生は
かなり難しいケースでも、チャレンジして治療しています。

当院の患者さんで、通常であれば重度の歯列不正と言われるくらい
程度の酷い叢生(凸凹の激しい歯並び)の患者さんを
実際にインビザラインで治療をしておりますので
絶対にできないということでもありません。

ただし、ほとんどの患者さんは、
永久歯の抜歯をせずに矯正を行なっていますが、
程度の酷い叢生の場合は、抜歯が必要になる場合もあります。

(3)骨格型の下顎前突

これは、受け口の程度の酷いものです。
アントニオ猪木のように、下顎の骨が異常に大きくて
歯並びが受け口になっているものについては
ワイヤー矯正でも難しいのですが、インビザラインでは適応症となりません。

通常は、ワイヤーである程度、並べておいて
下顎の骨切り術(下顎骨を途中1cmほど切って下顎を後方に下げます)により
上下の顎の骨のバランスの良い位置で噛めるように並べていくという方法を取ります。

ただし、下顎前突でも、治療できるケースもあります。

それは、患者さんご自身で、切端咬合位が取れる場合です。
上と下の前歯の先端同士で噛み合う位置で、噛める方の場合
要は、下顎の出具合が少なめな場合は
インビザラインでも矯正可能な場合もありますので
心配な方は、一度無料相談にて拝見させて下さい。

(4)歯の根の位置の異常

インビザラインは歯冠部分を移動させる治療法であり、
歯の根の位置異常に対しては効果が限定的と言われています。

歯の根の位置異常や根の大きな湾曲などがある場合には、
従来の矯正治療法が必要となることがあります。
(従来のワイヤー矯正でも動かせない場合もあります)

が!!

インビザラインは、基本的には傾斜移動を主としています。
(歯の頭の部分を傾斜させることによって移動する方法です)

ところが、アタッチメントの付け方如何では
歯根を平行に保ったまま歯牙を移動することも可能です。

ただし、歯体移動(根っこを傾けずに平行に移動する方法)は
移動に時間がかかるので、治療期間は少し長くなる場合が多いです。

(5)顎の骨の大きさが原因となる不正の場合

インビザラインは歯の移動に基づいた治療法であり、
顎の骨の成長には影響を及ぼしません。
顎の骨に問題がある場合には、
従来の矯正治療法や外科的な手術が必要となることがあります。

極端な出っ歯(上顎前突)や極端な受け口(下顎前突)の場合など
顎の骨の大きさのアンバランスが酷い場合は
ただ矯正をするだけでは改善せず、
骨切り術などのような手術を伴う矯正が必要になる場合があります。

これらのようなケース(症例)では、
インビザラインでは治療できないという場合もありますが
全てが出来ないというわけでもなく
当院の診断担当の伊藤先生は、豊富な症例経験に基づき
経験数の少ない先生方では出来ないような症例でも
インビザラインでの治療ができる場合が多くあります

少しでも興味がある、ワイヤーではなくマウスピースでやりたいという方は
遠慮なく、当院の矯正無料相談をご利用下さい。

 

 

 

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