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これをきちんとやれば『むし歯』は予防できる #51

2023年7月31日

鹿児島市皇徳寺台の歯医者 さとう歯科医院の院長 佐藤裕幸です。
いつも当院のコラムをお読みいただき、ありがとうございます。

3ヶ月ほどにわたってインビザラインの矯正についての情報を
事細かく書いてまいりました。

そろそろ、他のテーマでも書いてみますね。

今日のテーマは・・・

これをきちんとやれば『むし歯』は予防できる

です。

 

皆さんは、むし歯って予防できると思っていますか?

どんなに頑張っても、むし歯は必ずできるものと諦めていませんか?

まずは、なぜむし歯になるのかがきちんとわからないと
いつまでたっても健康なお口の状態にはなりません。

今日は、むし歯を予防するために必要な知識と行動について
書いてみたいと思います。

まずは・・・

(1)正しい歯磨き

何のために歯磨きをしているのか?
これが明確でない人が圧倒的に多いです。

いわゆる、『磨いている』と『磨けている』の違いというやつです

歯磨きは何のためにするのか?

それは、歯垢(プラーク)をきれいに落とすためです。

なぜなら、歯の表面や歯ぐきとの境目(歯周ポケットの入り口)に
へばりついた歯垢(プラーク)がむし歯や歯周病の原因だからです。

これをきれいに磨いて落とせさえすれば
むし歯や歯周病になることはないのです。

歯垢(プラーク)をしっかりと除去するために、
1日1回は、時間をかけて丁寧に磨きましょう

その時のコツは、

歯の根元に、きちんと歯ブラシの毛先を当てることです。

 

(2)フロスや歯間ブラシの使用

歯ブラシだけでお口の中のお掃除をしている人

あなたのお口の中の歯垢(プラーク)は、ほとんど落ちていません。

なぜなら、歯ブラシでは歯の間の汚れを取ることができないからです

歯と歯の間の歯垢(プラーク)を取り除くには

『デンタルフロス』や『歯間ブラシ』を使うことが必要です

1日1回は、歯と歯の間の汚れまで、しっかりと取り去ることで
むし歯や歯周病にならないことが可能となります。

(3)フッ素入りの歯磨き粉の使用(またはフッ素による洗口)

ずいぶん昔から言われてきていることですが、
フッ素には歯質を強化して、むし歯になりにくくする効果があります。

そして、最近では、市販の歯磨き粉のほとんどのものに
フッ素が配合されています。

ただ、フッ素によるむし歯予防の効果を期待するのであれば
現在の皆さんの使い方は、完全に間違っています。

フッ素入りの歯磨き粉で、歯磨きをしたあと
ほとんどの方は、水でゆすいでいると思います。

でも、水でゆすいでいると、
せっかくのフッ素が、全て流れ去ってしまっています。

フッ素による虫歯予防効果を期待するのであれば
歯磨きの後、最低30分は口をゆすがないようにしなければなりません。

歯磨きの後、歯磨き粉を『ペッペッ』と吐き捨てるだけにして
水でのゆすぎを全く行わないのです。

そうして初めて、フッ素が歯の表面に残り
30分の間に歯質の中に浸透していって予防効果を高めるのです

(4)糖分を制限する

むし歯になりにくくするためには、3つの大切なことがあります。

・プラークの除去
・糖分の摂取の制限
・歯質強化

この3つを全て実践できれば、むし歯予防は簡単なのです。

その中の一つが、糖分摂取の制限です。

砂糖の摂取の量や頻度が多い人は、むし歯が多くできます。
砂糖の摂取が多いと、歯垢(プラーク)の粘着性が高まります。
また、プラーク中の最近の活性が非常に高くなります。

だから、むし歯の発生が多くなるのです

特に、間食や寝る前の甘いものの摂取は、
むし歯になるリスクが非常に高いので、注意してください

(5)キシリトール入りのガムを噛む

予防歯科の先進国である北欧の国々においては

食事の後に、キシリトールのガムを1粒噛む

というのが当たり前のように行われています。

(ただし、キシリトール100%のガムでなければいけません)

キシリトールは、むし歯菌が使うことのできない糖分であり
砂糖ではなく、キシリトールを摂取し続けることで
菌がキシリトールを代謝することによってエネルギーを消費しますが
菌に必要なエネルギーを作り出せない糖質なので
どんどん菌が弱っていき、最後には死んでしまいます。

キシリトール100%のガムを噛むことにより

・唾液の分泌促進
・むし歯菌の活性の低下
・プラークの粘着性が低下する

などの効果があり、結果としてむし歯を予防することにつながるのです

注意しなければならないのは、
スーパーやコンビニなどに売っているキシリトールガムは
キシリトール100%ではありません。
しかも、砂糖やブドウ糖、果糖などが入っていて
ガッツリむし歯の原因になりますので、
使われる際は、歯科医院で販売している
キシリトール100%のガムをご購入くださいね。

 

今日のところは、この辺で。
続きは、また来週書きますね。

 

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