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歯科衛生士という職業について #54

2023年12月23日

鹿児島市皇徳寺台の歯医者 さとう歯科医院の院長 佐藤裕幸です。

いつも当院のコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
久しぶりの更新になりますが、今回のテーマは・・・

歯科衛生士という職業について

です。

皆さんは『歯科衛生士』という職業をご存知ですか?
歯科医院にいる女性がみんな『歯科衛生士』と思っている人もいます。

歯科医院にいる職種としては・・・

・歯科医師
・歯科衛生士
・歯科技工士
・歯科助手
・受付

という職種の人たちがいるのが一般的です。

最近では、これらの職種の人たちの他にも
・保育士
・管理栄養士
などの職種の方がいる歯科医院も増えているようです。

この中で、国家試験をクリアして、国家資格を持っているのが
・歯科医師
・歯科衛生士
・歯科技工士
の3職種です。(もちろん保育士、管理栄養士も同じですが)

今日は、この中でも特に『歯科衛生士』について

書いてみようと思います。

歯科医師

『歯科医師』は、私もそうですが、
大学に6年間通い、規定の単位を主として卒業し、
歯科医師国家試験をパスした人に
歯科医師免許が与えられます。

その後、大学院へ進み、博士号を取得する人もいます。

現在では、歯科医師に合格してから、
研修医としての1年間の研修が義務付けられています。

歯科技工士

次に『歯科技工士』は、専門学校に3年間通い
規定の単位を取得して卒業し、国家試験に合格すると与えられる資格です。

仕事しては、患者さんのお口の中に入る、銀歯などによる詰め物、被せ物、
あるいは入れ歯などを作る人のことです。

歯科衛生士

そして、『歯科衛生士』は、
専門学校に3年間通い、規定の単位を取得した上で、
歯科衛生士の国家試験に合格した人に与えられる国家資格です。

それでは、『歯科衛生士』とはどのような仕事をする人なのでしょうか?

【歯科衛生士の仕事内容】

歯科衛生士の担う仕事の内容を挙げてみますね。

・歯科医師の診療のアシスタント業務
・むし歯予防のためのブラッシング指導
・歯周病の治療や進行の予防に関する処置や指導
・むし歯予防のための予防処置
・メンテナンス業務

さらに、当院では、患者さんへの説明に力を入れていますので

・患者さんへの治療についての説明やカウンセリング

といったこともやってもらっています。

そして、何よりも重要なことなのですが、

患者さんに病気の現状や原因、それについての治療法
あるいは、より良く改善していくために必要な取り組みなど
生活習慣がそれぞれ違う患者さんに対して
個別に対応した指導が必要となります。

そのためには、コミュニケーション能力がとても要求されるのです。

 

まずは、患者さんとの信頼関係の構築が大切です。
いかに患者さんから信頼されるか、
患者さんが担当の衛生士のことを信頼してくれると
治療の効果も上がりやすく、良い結果に繋がりやすいのです。

そのために必要となるのは

歯科衛生士のプロとしての必要十分な知識です。
学校を卒業して、国家試験に合格したからといって
所詮それはスタートです。

そこから、さらに学び続ける姿勢がとても大切です。

常に新しい情報に対して敏感にアンテナを張り
その情報をきちんと咀嚼し、自分のものにしておくことは
とても大切なことです。

歯周病やブラッシング(プラークコントロールと言います)については
私たち歯科医師よりも詳しいくらいの知識を持ってもらいたいと
私は常日頃感じています。

次は、それらの豊富な知識に負けないくらいの治療技術の獲得です。

歯周病の治療の際の柱となるのは、

(1)歯周組織検査
(2)プラークコントロール
(ブラッシングや補助的な清掃用具によって、お口の中のプラークを
取り除き、きれいな状態を維持していくこと)
(3)歯石除去

の3つです。

(1)歯周組織検査

歯周組織検査では、まず正確に数値を測れることが大切です。
そして、絶対に痛くしないこと!!

(2)プラークコントロール

プラークコントロールに関しては、
患者さんに正しく理解していただき、
きれいに磨くというモチベーションをきちんと与えられること

そして、実際にきれいに磨くことができるようになってもらうための
テクニックなどの指導がきちんとできることが必要とされます。
でも、これがなかなか難しいのです。

正しいことを教えてあげたとしても、患者さんがそれを実生活の中で

それまでの磨き方から変えてもらえるか、
新しい道具を追加で使ってもらえるか、
つまり、患者さんが行動を変えていただけるようにできないと
本当の意味での成功とは言えないのです。

そのために知識だけではなく、人間力が必要とされるのです。

(3)歯石除去

最後に、歯石除去については、職人としてのスキルの問題です。

きちんと歯石を取り去ることができるかどうかによって、
患者さんの歯周病が治るか、治らないかが決まるのです。

できるだけ痛み少なく、
しかも、付着している歯石を確実に取り去る

ことができるスキルを持っている歯科衛生士とそうでない人がいます。

スキルに関しては、卒業して勤務してから少しずつ経験を積んだり、
研修やセミナーを受講することで磨いていくしかありません。

極端な言い方をすると、出会う歯科衛生士によって、
生涯残る歯の本数が大きく変わるということだって十分あり得るのです。

そんな患者さんの人生を大きく左右することさえあり得る仕事が、
歯科衛生士という仕事なのです。

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